1/1(火)晴れ
広島からいらっしゃった天涯さんは、幻のビッグオフ「カワサキ天涯」を2台も所有なさっており、もう1台は台湾からのご友人リックさんが乗車なさっていた。一台は部品取り用として確保されているそうだ。
日本で数台しか走っていないと思われる貴重なバイク。もちろん実車を見るのは初めてだ。
こいつは春から縁起がいい...?
ライダーズインとはいえ、山奥なので夜はかなり冷え込んだ。
自分は部屋の中にテントを張ってしまったので快適だったが、他の部屋の皆さんはストーブを借りたようだった。各部屋にシャワー室があるので起きてすぐ熱いシャワーを浴びられるのはありがたい。
奥物部の初日の出は9時頃だった。これなら寝坊しても大丈夫。
元旦くらいはのんびりしようと、ロビーのテレビで駅伝などを見たり、洗車したりしながらダラダラ過ごしていたが、午後になるとじっとしていられなくなり、剣山スーパー林道へ様子見に行くことにした。
どちらかというと洗車する前に行くべきだったのだが...
元旦だからか交通量はほとんどゼロ。別府峡あたりからは雪がちらつきはじめた。 国道から林道の起点となる橋を過ぎると所々アイスバーンとなり慎重に通過する。 ダート区間に入ってからは問題なかったが、橋の上だけは完全に凍っていて注意が必要だった。 10kmほど走ったところから雪が深くなり、気温も下がってきたので引き返すことにした。 これ以上凍っては帰れなくなる。 帰りに別府峡温泉に寄った。ライダーズインのスタンプカードとレシートを提示すれば無料になるキャンペーン中のはずなのだが、フロントは「半額にしかなりません。」と言う。 念のため持って行ったチラシを見せて必死に説明したところ、半信半疑ながら「じゃあ、いいですよ。」と、しぶしぶ無料にしてくれた。
脱衣所で先に車で来ていたライダーズインの皆さんと入れ違いになった。彼らは押しが弱かったようで、正規の料金を払ったそうだ。どうもチラシを作成したライダーズインとの間で認識にズレがあるようだ。
そのまま町のコンビニで買い出しをすませ、宴会二日目「新年会」に突入。 新たに何人かやって来て昨日より人数が増えた。
1/2(水)晴れ
昨日は天気が良かった為、放射冷却でかなり冷え込み、洗車で濡れた地面はカチカチに凍っていた。バイクのシートも霜ではなく氷が付いていて、押したらパリパリ割れた。
朝食はもんはまさん差し入れのさぬきうどん。醤油うどんにしてみた。
全員が今日出発するようだ。自分はみなさんより少し早めにパッキングし、氷が溶けた10時ごろ出発した。しかし数キロ高知市側に走っただけのトンネル出口で完全なアイスバーンとなり走行不能となった。 氷の上にはうっすらと霜が降りており、歩くこともままならない。 日陰で交通量も少なく、待っていてもしばらくは溶けそうもない。 少々カッコ悪いが、ライダーズインに引き返すことにした。 自分の報告により他の皆さんも出発を見合わせた。 12時ごろ残っていた全員が再出発。その前に天涯のお二人と記念撮影。 まだ所々凍っており、後ろの2台の天涯に見とれている余裕はない。 彼らは徳島方面に向かうようで南国の手前で別れた。
このまま一般道を走り続けるのは危険でもあり、雪による遅れを取り戻したかったので高速で八幡浜まで一気に移動した。 高速道路なら凍結防止剤が撒かれているので心配ない。 八幡浜の商店街はほとんど休みだったので仕方なくマックで昼食。
17:25発の別府行きフェリーに乗船した。 21時ごろ別府駅近くの「別府ゲストハウス」に到着。相部屋素泊まり1500円の激安価格。 案内された部屋は2段ベットが2つの4人部屋。宿泊者はライダー、チャリダー、ジェアラー、家族連れ、外国人とバラエティに富んでおり、年齢も様々だ。 ユースホステルの廉価版といった雰囲気だろうか(ユースホステルに泊まったことは無いが)。 別府駅近くの市街地で温泉めぐりにも最適だ。 難点は駐車スペースが少ないことか。バイクでは有料駐車場も借りられないので混んでいると少々苦労するかもしれない。 別府の公共浴場は年末年始、無料なはずだ。とりあえず以前行ったことがある竹瓦温泉へ。 風呂から戻るとロビーで酒盛りに参加。キッチンも使えるのでお雑煮などご馳走になった。 門限も消灯時間も無いので結構遅くまで呑んでしまった。
1/3(木)晴れ
出発前に朝風呂を浴びに徒歩で不老泉へ。公民館を兼ねた大きな建物で一階の浴槽は広くて開放感がある。もちろん無料。
午前9時30分、別府ゲストハウスを出発。以前地獄蒸しプリンを食べたことがある明礬温泉の近くの「岡本屋」へ。建物の下には藁葺きの湯ノ花小屋が並ぶ。 食堂で温玉うどんを注文したが、うどんは昼からしかやっていないとのこと。仕方なく温玉ごはんを注文。しかし、冷たいごはんに冷たい温泉玉子が載っていて全然美味しくなかった。 不味い筈のない組み合わせなのにこんなものを出すなんて酷すぎる。
気を取り直し、売店で郷土お菓子の「やせうま」を購入。 郷土料理のだご汁の団子に黄粉をまぶしたもの。 時間が経つと水っぽくなるので早めに食べた方が良さそうだ。 その岡本屋のすぐ近くにある共同浴場の「鶴寿泉」へ。 賽銭箱にお金を入れて入る。脱衣所も、浴室も狭いけれど、落ち着いたいい雰囲気だ。 500号から県道616号で湯布院に抜けようとしたが、路面凍結で立ち往生してしまった。 しかたなく引き返した。 近道はあきらめて国道500号を院内に抜けることにした。
アフリカンサファリパーク前でアフリカ象とツーショット。 国道500号も雪が多くてバイクには辛い。ほとんどはシャビシャビだが、下に氷があると危ない。 後ろから車が来ても止まることも寄せることも出来ず、ヒヤヒヤだ。 やっとのことで院内に抜けたところで給油。 ありがたいことに休憩とコーヒーをご馳走になり、タオルまでもらった。 天ヶ瀬温泉へ。川沿いに露天風呂が点在しているのだが、旅館の宿泊者以外入れないところと誰でも入れるところがあり、遠くから見ただけではわからないので今まで入ったことがなかった。 今回は神田湯(じんでんゆ)というところへ行ってみた。 ここは見晴らしが良く、赤い賽銭箱があるので共同湯であることがわかりやすい。 一応脱衣所はあるが、橋や道路からは丸見えだ。
入浴していると上を走ってくる車が何故かここだけ徐行して行く。
時期的な理由で掃除が行き届いていないのか、藻が浮いていた。 もう少し綺麗にしてもらえると気持ちよく入れるのだが。 久留米の大砲ラーメン本店へ。 「餃子とライスが付いたラーメンセットが絶対にお得ですよ!」 と、勧められそれにしたのだが、冷めたハーフ餃子をラーメンが出来るまでの時間つなぎ的に出され、そほどお得感はなかった。ラーメンの方は思ったよりマイルドで。スープを飲み干すとすりゴマが大量に沈んでいた。
外での待ち時間に温かいお茶を配ったりと接客は良かった。良くも悪くもチェーン店的だ。 武雄温泉へ。車は駐車場待ちで渋滞していたが、バイクは奥の駐輪場にすんなりと停められた。 いくつかの共同湯があるが、混雑していたので広そうな蓬莱湯(400円)へ。 浴室かなりの混雑。 佐賀県西松浦郡有田町の竜門峡にあるキャンプ場へ。 やってるのかどうかよくわからなかったが、一応水は出るしトイレも使えた。 ただし日当たりは悪く、朝晩はかなり冷える。
1/4(金)晴れ
佐世保バーガーを食べに「LOGKIT」へ。本当は隣の「ヒカリ」が目当てだったのだが営業は明日からだった。店員にすすめられるままに「スペシャルバーガー」を注文。20分ほど待たされ出てきたものは想像以上の大きさだった。 一般的に大きなハンバーガーというと縦に長いものをイメージするのだが(メガマックとかラッキーピエロのふとっちょバーガー等)これは横に大きいのでとても食べやすい。 これといって特別な味はしないし、家でも作れそうな気がするぐらい素朴な味だ。 ファーストフードというより家庭の味。 これが佐世保バーガーというものなのだろう。 九十九島を見に展海望へ。 西の松島と言われるだけあって、素晴らしい景色だ。 観光客は松島よりも少ないようだ。 続いて石岳展望台へ。ここからの九十九島の景色は映画「ラストサムライ」ににも使われているそうだ。 夕日に島影が映える美しいシーンだ。 ここはもう一つの展望台があり、世保市街地を一望することが出来る。こちらは夜景も楽しめそうだ。 冷水岳公園展望台へ。 丘の上に建つ展望台は佐世保だけに潜水艦の艦橋をイメージしたのではないだろうか。 九十九島の展望はあまり良くないが公園全体を見渡すことが出来る。 芝生が広く、ついテントをたてたくなるような綺麗な公園だ。 日本本土最西端の地神崎鼻へ。 離島を除いた最西端ということらしく、平戸は橋でつながっているが陸続きではないという解釈なのだろう。ちょっとしたモニュメントが建っているだけ。釣り人で賑わっていた。
公園には「四極交流盟約書」と称した4市町村長が署名したモニュメントがある。
この「日本本土最西端」という冠に違和感を感じるのは僕だけだろうか? 県庁所在地がある沖縄本島を離島扱いするのもおかしいし、沖縄が本土復帰してからずいぶん経っていると思うのだが。 100円の通行料を払って平戸大橋を渡り、平戸島に上陸。 オランダ商館跡というところに行ってみたが、アクリルケースに入った模型と、石垣の一部があるだけだった。 島の北端にある田ノ浦へ。 巨大な弘法大師像が立っていた。 唐(中国)の方角を指しているのでしょう。 平戸城へ。入場料がかかるので有料エリアには入らなかった。天守閣は遠くから。 平戸市役所前にある幸橋。古い石造りの橋だ。 川内峠。広大な草原。見晴らしが良くキャンプ場もある。 ここに泊まっても良かったが、わざわざデイキャンプ場と書いてあるのが引っかかりスルーした。 鯛ノ鼻自然公園へ。ベンチや東屋などが整備された広大な芝生があり、キャンプも出来そうな雰囲気だ。 この公園にある展望台からは生月島を望むことができる。生月島も橋でつながっているので機会があればいつか行ってみたいものだ。 長崎地方は立派な教会が多いがここも立派。中は見学出来なかった。 再び平戸大橋を渡り、少し北上したところにある中瀬草原キャンプ場へ。 海が見え、広大な芝生がひろがる素晴らしいロケーションだ。 ただし、駐車場の近くにはユースホステルの建物があり、芝生に面した露天風呂から丸見えとなる。 炊事場、トイレ、駐車場が離れており、芝生が広大なのでどこに張るか意外と悩む。 特にキャンプ場という看板は出ていないのだが、奥に炊事場らしきものとトイレがあったのでたぶんそうなのだろう。 夕食は佐世保まで食べに行くことにした。再び橋を渡る。 平戸大橋に沈む夕日が美しい。 24時間営業の喫茶店「ブラック」へ。 一階はカウンターのみで飲み屋みたいだったので二階席へ。 カレーは激辛らしいので中辛のイカスミカレーを注文。 中辛は噂ほどでもなく普通の辛さだった。 ややご飯が硬く、具が少ない。 850円は高い気もしたがイカスミが入っているならこんなものか。 ログキットの支店「アメリカンハンバーガーショップ」でスペシャルバーガーをテイクアウト。 キャンプ場に戻った。
1/5(土)晴れ
昨日休みだった佐世保の「ヒカリ」へ。
開店前から並んで最初に注文して店内に入ったのだが、同じものを注文した他の客に出してしまい忘れられてしまった。
一人客だから後回しにしたとまでは思わないがかなり要領は悪いようだ。
それが行列の原因の一つかもしれない。
ハンバーガーは美味しかったし、値段も適切だと思う。
でも、佐世保バーガーを求めてくる観光客にはログキットの方が満足度が高そうだ。
長崎のカレー専門店「夕月」へ。
商店街の二階にある。
夕月カレー(550円)を注文。
オレンジ色のルーが三日月型に盛りつけられており、具は小さい豚の脂身が1つあるのみ。
味はカレーというより脂っぽいトマトスープみたい。
見た目のインパクトはあるが、味は???
市街地で見かけたレトロな建物。普通に交番として使われているようだ。
シーボルト記念館へ。非常に狭く込み入った場所にあり、なかなか辿りつけなかった。
隣にはシーボルト邸の跡地がある。
入館料はたったの100円。
しかも1時間30分ほどの見学時間の間、ほとんど貸し切り状態だった。
することもなくなったのでそろそろ帰路につくことにして、久留米方面へ。
久留米ラーメンの「大栄」でラーメン(480円)。
2件目は「大龍ラーメン」。
「大砲」、「大栄」、ここと三軒食べた中ではここが一番美味しかった。
博多ラーメンのルーツと言われる久留米ラーメンは、中太のストレート麺で、のどごし、食感が楽しめるところが好みだ。
冷え込んできたので二日市温泉の公衆浴場「御前湯」へ。
入湯料はたった200円。閉館間際まで休憩。
関門トンネルを通り、九州脱出。国道を東へ。
午前0時を過ぎたところで高速に乗り、ETC深夜割引の権利は確保したところで1つめのPAでテント泊。
1/6(日)晴れ
かなりの冷え込みでテントにも霜が降りた。昼食は三木サービスエリアのレストランでかつめし&ミニうどんセット。 かつめしは初めて食べたが、なかなか美味しい。 今度は本場の店で食べてみたい。 年末年始のツーリングといえばほとんど一人で過ごし、孤独を楽しむという感じだった。 今回は大晦日~2日をライダーズイン、3日を別府のゲストハウスでにぎやかに過ごすことが出来たので、変化があって楽しいものとなった。 どうせ三が日はお店もガソリンスタンドも休みで行動が制限される。 だれか居そうなライダーズインなどで停滞してしまうのも悪くないと思った。






































































