HORNET-DSに電動ファン

これまでスクリーンの曇り対策としては、曇り止めスプレー、曇り防止シート等、いろいろ試してきましたが、夜間に光を拡散してしまいうことから視認性が問題となり使用を断念してきました。
この問題を根本的に解決するため、HORNET-DSに電動ファンを取り付けました。
写真

HORNET-DSのノーズカバーを外してみると、インテークから口元のフィルターへは直径1cm程度の穴しか通っていません。ほとんどの空気は上に向けられ、曇り防止に重点を置いた設計となっています。息苦しくなるような使い方をする人は自分で穴を大きくしてくれということなのでしょう。
ノーズインテーク内部

おかげで走行時の通気性は良好ですが、停車時、低速走行時にはやはり曇ってしまうことがあります。
このスペースに電動ファンを取り付け、強制的に外気を取り入れることで曇り防止効果をさらに高めることにしました。
ファンはソーラー充電により駆動したいので、できるだけ定格電圧が低いファンを探しましたが、5Vのものしか見つかりませんでした。それ以下となるとモーターを手に入れて自作するしかないので5Vで妥協することにしました。
選んだのは3センチ角のブロワーファンです。 ブロワータイプならば、前から吸い込んだ空気を真上に吹き上げることで効果的にスクリーンに風をあてることができ、一番奥に設置出来るので、駆動していない時にも走行風を妨げません。
3cm角ブロワーファン

電源については、ラジオ、LEDライト用は1.5Vでしたが、ファンを駆動するには力不足です。 また、LEDに使っている昇圧回路を用いてもモーターを駆動することはできませんでした。 実験では3Vでも回るかどうか微妙なところで、とても効果的な風を発生することはできません。 そこで、携帯電話用に売られている、使い捨て充電器の昇圧回路を流用し、3Vから5Vに昇圧して駆動することにしました。
充電器はセブンイレブンで600円で購入。分解してみるとオキシライド単三乾電池が2個出てきました。テスターで計ってみると4.5V程度を出力しているようです。この昇圧回路は小型で安価なので他にもいろいろ使えそうです。
携帯充電器

電池は通常の単四型ではスペース的に厳しいので、組み込み用の特殊ニッケル水素電池を使いました。単四電池の半分の大きさで、これを2個ファンの両サイドに、下に昇圧回路をくっつけました。 また、LED専用の昇圧回路は取り外し、この回路に統合してしまいました。 それによりラジオを外してもLEDの使用が可能になりました。
ファンユニット

ノーズカバーのシャッターは取り外し、その操作用スリットにLEDと電動ファンのスイッチを取り付けました。上げるとファンが回り、下げるとLEDが点灯します。
電源が3Vとなり、LED照明の明るさがアップしました。太陽電池から電圧を下げないで直に充電できるので効率も良くなったはずです。
LEDユニットも統合

どの程度効果があるか実験してみました。 熱湯をいれたマグカップを中に置いて、しばらくするとシールド全体が曇り真っ白な状態となりました。 ファンのスイッチを入れると、みるみる曇りが取れ、20秒ほどで前面の曇りが取れ、視界が確保できるようになりました。この後も湯気は出続けていますが、スイッチオンの間はこの状態をキープしました。
スイッチオフ
スイッチオン

電池容量に限りがあるので、ずっと付けっぱなしにするわけにはいきませんが、 曇りそうな時、曇った時だけオンにすれば効果は十分期待できそうです。

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コメント (2)

jam:

ついに完成したのですねっ!!
すばらしい!

Lee(管理人):

極秘に開発を進めて来ましたがようやく完成しました。
でも本領を発揮するのは冬ですねぇ。

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この記事について

2007年07月26日 07:00に投稿された記事です。

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